澤田です。
ドイツ フランクフルトで開催されているテキスタイルの展示会「heimtextil2015(ハイムテキスタイル)」に来ています。
初日となった昨日、インクジェット関連機器のエリアと壁紙のエリアを見ました。広すぎて全て見るには1日ではとても足りません。
昨年はインクジェット出力機のエリアというのはなかったのですが、今年から専用のホールが登場しました。HP, Mimaki, Epson, Durstなどわれわれには馴染みの深いメーカーが、壁紙用インクジェットやテキスタイル出力用の昇華転写機を展示していました。
全体的にこうしたデジタル印刷機を活用した商品は昨年よりもさらに増えてきている印象です。昨年まではデジタルでしか表現できないような派手なグラデーションや写真などを多用したデザインが多かったのですが、今年はそうした技術アピールがひと段落し、落ち着いたデザインながらも従来の技術では実現できなかったようなものが大半を占めていました。
Light Cubeという、日本発のエディター(デザインブランド)さんの新作壁紙のひとつは花柄の壁紙なのですが、実際に木枠を作り、その中にセミドライフラワーとリボンを大量にちりばめてスキャンをし、データ上でカラーバリエーションを作っているのだそうです。
代表の木村さんは、「デジタル時代にあわせたデザインアプローチをしていかないと、他と一緒になっちゃうでしょ。」とコメントされてました。
壁紙先進国と言われているドイツです。
たくさんのアイデアを吸収して、皆様にも楽しい空間作り、楽しい暮らし作りをお届けできる「Deco Cloth(デコクロス)」を目指します。
※この展示会は写真撮影が禁止のため、もらったパンフレットの写真でご容赦を。
オリジナル壁紙ブランド オンラインストア「Deco Cloth」
オーダーメイドの壁紙「デコクロス」