この写真は台北市内を走る路線バスです。
このバスの広告、東京のそれとは少し違いませんか?
日本には各都市によって、屋外広告に関する条例がありますが、東京都をはじめ多くの都市では電車や路線バスのドア・窓に広告を貼ることが禁止されています。
おそらく、交通の安全や景観への配慮として、屋外広告条例を制定しこのようなルールを設けているのだと思います。ですので、市民が日常で使う路線バスに、このような大きな広告デザインが貼られて走っているのを見ることはほとんどないと思います。
また、最近よく見かけるようになった電車の車両広告ラッピングも、実は車両全体の面積に対して10分の1の面積までしか貼ってはいけないという屋外広告ルールがあります。
普段の暮らしの中で、「条例で公共の乗り物の広告が管理されているなぁ~」なんて感じる人はいないと思いますが(笑)、所変われば品かわる!というように、旅先などではちょっといつもと違う景色に、見慣れなさを感じる方もいるのではないでしょうか。
何気ない地域の条例や、それぞれの業界のルールでできているものってあるんですね。
そして、単純ですがやはり広告は大きいだけでインパクトがあり、目に入りやすく、印象に残るなと・・・改めて感じました。